名前:ラ=ミ |
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守護者の選り好みもせず、盲目的につくすその姿には、揺るぎ無い安心感があります。普段の彼女は、口を開くことが珍しいぐらい無口なのですが、マスターたる騎士を守るために剣の修練を怠ることはありません。精霊でありながら「魔法のような実体のないまじないごとは、占いと同じで信用できない」と彼女は考えているため、パラスイートでありながら、自ら剣技を極めようとしています。こういった姿勢はとても希なのですが、見を呈してでも騎士を守る気持ちが、言葉以上に伝わってきます。そんな彼女は、優れた柔軟性、行動力、そして何より強い情熱を秘めています。「秘めたる情熱」こそ彼女の生みの親の魔術師が目指した理想像であり、まさしくそれは彼女に体言されています。 口数は少ないのですが、確固たる信念と意志によって裏打ちされた行動こそが、ラミそのものといえます。 |