はじめまして＆ごぶさたしてます、霧海正悟です。
　そんなわけで作者にとって、ほとんど初（正確にはないこともない……）のオリジナル作品『マジョかふぇ』がスタートします。ごくごく大ざっぱに作品イメージを語ると、のび太ちっく女の子が、ジャイアンちっくなお嬢さまに気に入られて、イジられまくる小説です、たぶん、いや違うかな、どうだろう。まあ、いいか。
　で。いきなりですが、本作には開始に当たっていくつかの注意点があります。まず、本作のプロローグにあたる部分が昨年・冬コミにて発売された『エンジェル・アソートVol.3』に掲載されました。その作品の中で、主人公その一である「野原由菜」なる人物の好物として「干しイモ」が登場します。
　が！　それがＷｅｂで掲載される本編では、ジャガイモ料理である「いも餅」に変更されています……、というか変更しました、この自分が！　渋い顔をする工画堂の担当さんに無理をいって！　北海道でイモといったらジャガイモなわけですが、『エンジェル・アソートVol.3』に載せるためプロローグを書いていたときは、なにをトチ狂ったか「いやあサツマイモでしょう、干しイモだよ、干しイモ！」となんの疑いもなく思いこんでいたのです。アホだ。
（某・北海道出身のアイドルさんの「干しイモ大好き☆」発言による誤解だったわけですが、作者がうかつであることには変わりありません）
　…………一回、死んだほうがいいと思いましたが、なんとか踏みとどまりました。泥まみれになりながらも、生きていきます……。このことで読者のかたがたに混乱を招いてしまったら、すみません。ひらに、ひらに謝罪いたします。
　そのほか、『エンジェル・アソートVol.3 』掲載時点では決まっていなかったイラストレーターさんの決定により、上がってきたキャラクターデザインのよい部分を本文にとり入れる形で、ちょこちょこと微修正も行われています。そんなわけで、『エンジェル・アソートVol.3』をご購入いただいた読者さんへの配慮もあって、いくつかの重要な要素をそぎ落とした（後できちんと出てはきますが）簡易版のプロローグを、Ｗｅｂでも掲載していただけることになりました。
　未読の方のみならず、既読の方も新鮮な気持ちで読んでいただけるとうれしいです。

　などという感じで、七転八倒しながら（現在進行形）スタートの『マジョかふぇ』。
　じわじわまったり最後まで、よろしくお願いします。

霧海正悟（むかいしょうご） 小説家 代表作 　小説『蒼い空のネオスフィア とらぶるでいず』 　小説『まじかるトワラー・エンジェルラビィ ウサみみっしょん』

とてもやりやすい担当さんと、ちょっとした設定を取り入れてくださる優しい霧海さんで、今楽しく描かせていただいてます(*ノノ)緊張もあって、なかなか上手くいかない部分もありますが、くよくよしてられないので、気合入れて、でもやっぱり楽しく描いていきたいと思います(’ワ ’*)

マジョかふぇ、タイトルがかわいいですよね(*ノノ)
出てくるキャラも、面白くて、描いてると愛着わいてきます(*ノノ)
主人公がいも餅好きだという・・・('¬ '*)想像したら、おいしそう・・・(￣¬￣*)

マジョかふぇを楽しみにしてくださってる皆さんに、幻滅させることのないよう、精一杯、がんばって描かせていただきます。
これから、どうぞ、よろしくお願いいたします。

むー（むー） イラストレーター 代表作 　『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』（著者:桜庭一樹）表紙・挿絵 HomePage [うみねこ]

今回の企画は「そういえば霧海さんが、Webノベルをやりたがってたよ」と聞いた瞬間に決定しました。
霧海さんが書かれたナノカやラビィ☆の小説が個人的にすごく好きだったので（笑）

イラストのむーさんは、うちのカウジーが「この人の絵、いいよー」と見つけてきてくれました。
あいかわらず、可愛いモノには鼻がきくやつです。
彼女のイラストは、なんと全て手書きなのですが、新しい絵があがってくる度に華麗な筆使いにうっとりしてしまいます。
そのうち、きちんと額に入れて、展示会をやるぞ！とこっそり心に決めている私であります。

それでは、『いらっしゃいませ、ご主人様。マジョかふぇにようこそー』
（そういう話しじゃないってばっ。）