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いるか:かねツナさんですね。ツナですね。 金綱:はい「アミ」じゃないです(笑)よく読み間違えられるんです。 い:そうですよね。金の・・・綱を使った商売をなさっていたとか?ご先祖が。 金綱:いえ、全然(笑)私の地元の方だといっぱいいるんですけどね。 い:地元はどちらですか? 金綱:千葉です。千葉の外房の方です。下の、海の近くの方ですよ。 い:今日、初めての収録現場ということですが。 金綱:はい、生まれて初めて「お仕事」でいただいたのがこの作品なのです! い:記念すべき作品になれて、幸せです(笑)えーっと、では、今までは何を? 金綱:学校にいろいろと行っていました。 い:ラムズさんの養成所ですよね? 金綱:そうですね。えーっとかいつまんで言いますと(笑)、まず声優の専門学校に入って、そこの先生がやっている養成所に入り、そこからさらにラムズの養成所に行って、1年間勉強して、それで「Dream Factory」のオーディションを受けて、合格して、これからユニット活動をしていくぞ!という感じで(笑 い:なるほどー。人に歴史アリですね!ラムズさんの養成所っていうのはつらかったですか? 金綱:辛くはないですけれど、今まで通ってきた専門学校での勉強とかその前の養成所ではやらなかった、初めての経験が多くて。 い:たとえば? 金綱:はい。演技の訓練ももちろんあるんですけど。週2回のうちひとつのレッスンが歌とかダンスとかで、そういうのは今までもやってきたことなんですが、もう一コマでは、・・・たとえばメイクとか、写真撮影とか。 い:写真撮影?それは、撮影される側?する側? 金綱:される側ですね(笑 い:そりゃそうか、レフ板とかライト持つわけないですよね(笑)。それはー、具体的にはどういうことをするのですか?ポーズの取り方とか? 金綱:そうですね。ラジオをやったり、お客さんに顔出ししてイベントをしたりっていうのを含めて、いろいろやっていける声優になるというのがラムズの目指すところで。 い:なるほどー。総合的で実践的な勉強をするんですね。 金綱:声優をやっていく為に、今の声優に必要な事をすべて習得するみたいな感じなのかと思います。 い:すごいなぁラムズさんは(笑 い:金綱さんは、阿部玲子さん根本智佳さんと、今回からユニットを組んで活躍していく、ということなんですけど。 金綱:はい。オーディションで選んでいただきまして。 い:ちなみに、今日の金綱さんで私はお三方全員にお話を聞いたことになるのですけれども、面白いですよね(笑)。なんか、三人の方向性が四方八方に散らばってる感じで、すごくバラエティに富んでるというか。 金綱:そうですね。まだ私もこれから私たちがどうなっていくのかわからないですし(笑)、根本さんなんかとね、よくシミュレーションしたりするんですよ。 なかなか忙しいので今は3人同時に集まれることが少ないんですけど、オーディションの中で阿部さんと私は同じグループで半年間やってたので、「阿部さんはこんな子だから、じゃあ私はこんな感じでいくか!」みたいな。私も根本さんもどっちかって言うとサバサバしたタイプで、それに対して阿部さんは可愛い感じだから、2人でいじってみたりとか(笑) い:ダンスとかもやるんですか??その、養成所でやったりとかは? 金綱:専門学校の時は、ジャズダンスをやっていました。でも私・・・あの、運動神経があまりよくないので(笑 い:いいんじゃないんですか?大丈夫ですよ。そんなガンガン踊られたら見てる側も引いちゃうかもしれないですし(笑 金綱:今回私が演じた役のアヤカは「今のアイドル、踊りくらいできないとね!」と軽々言うんですけど、それを演じてる私は「すごいな・・・アヤカは」って思ってました。私はちょっと無理だ・・・って(笑 ----- 金綱:はい。わたし実は、専門学校の時にちょっとだけステージに立つお仕事みたいのをやらせてもらってて。その時コンビを組んでたのが井ノ上さんなんですよ。 い:なるほど・・・。 金綱:いま同じ事務所の先輩にあたる子が私より若い子とかたくさんいるんです。追いつくのには人より何倍もやらなきゃって思って。ナレーションの学校に行って勉強したことはもちろん、今も無駄にはなってないんですけど、それを踏まえて、こういう活動をしたいなーと思っていたので。 い:ふむふむ。 金綱:当時のイベントを見に来て下さった方がいまだに応援してくださっていて、オーディション(「DreamFactory」)の最終審査はイベントで行われたんですけど、昔からのお客さんは奈々ちゃんと一緒にやってたのを見て知っているので「また一緒の舞台に立てるのを待ってるよ」って言ってくださって。 い:エエ話やなぁー(号泣 金綱:ほんとに、二人でずっと前説に出てたので、「前説ガールズ」と呼ばれてたんですよ。前説じゃなくて本番に出れる声優になりたいってずっと言ってました。 金綱:ハイ!(笑 い:オフの日は、何をしていますか? 金綱:オフの日はー。私、マンガ読んでます。ずーっと本読んでますね。 い:どういう本ですか? 金綱:もうなんでも読みますよ。少年漫画から少女漫画、小説も。雑誌も。私、お兄ちゃんがいたので、男の子が読むような漫画も読みますし、『Boys
Be...』でしたっけ?ああゆうのも好きなんですよ。絵が可愛いので。 い:家族全員、みんな漫画がすきなんですか!? 金綱:はい(笑。 アニメ見たり映画とかをレンタル屋さんで借りてきてみんなで見たりとか。母もアニメ作品や漫画とかのノベライズモノとかが好きで・・・。実は私が本を読むのが好きなのは、母の影響というか、母がもともとそういう小説をたくさん買ってくるのでそれを読み始めて好きになったという感じなんです。 い:なるほどなるほど。 金綱:実は内容とはあまり分からないで読んでいたときとかもありましたし(笑。 挿絵でかわいいイラストが付いてたりするのを好んで読んだりしていました。 い:なんかすごいですね(笑。 もしかして、お父さんとかお母さん、同人誌とか作ったり、夏冬はビッグサイト!とか、そういった・・・? 金綱:いや、そこまでではないですけれど(笑。 い:すごいですね!なんか壮絶です。 金綱:うちの兄は、いま普通の会社に勤めているんですけど、ゲームが大好きなんです。ゲーム開発の仕事につきたいっていってた時期があったくらいで、私なんかよりももっとたくさんゲームやってて。 い:どこに行ってもゲームと一緒!? 金綱:そう、どこに行っても。ありとあらゆる機種を。最近はPSPとかDSとか、もう出るたびに買ってますね。 い:そうやって考えると、家族全員喜んでないですか?ゲームとかアニメみたいなことにかかわるお仕事に金綱さんがついたことで。 金綱:いや、・・・実は母は、自分がそういった趣味というか、そういったカタチだったので、私には、まっとうな道を、と・・・ い:「あーっ!こっち来ちゃった!」って思ってるんですね(笑 金綱:そうかもしれないです。薬剤師になって欲しいと幼い頃からいわれてて、でも、私、理科がとても不得意で「無理!」って感じでして(笑 い:そこで開眼されるわけですね。 金綱:そうです、私もこういうのやりたい!って思ったんですよ。それで、こっちの業界の、入りたいなと思って、 い:なるほど。 金綱:もともと歌がすごく好きだったので、歌いたいっていうのもあったし、あと、アイドルを見るのすごく好きで、女性アイドルから男性アイドルまでみんな、 い:女の子のアイドルも? 金綱:そうですね。「可愛いな」「みんなに好まれるの理由がわかるよ」っていうのを見るのが好きで。 い:アイドルウォッチングですね。 金綱:はい。モーニング娘。さんとかもオーディションの時からずっと見てました。 い:なんとなく、そういうのって分かりますよ。私は男ですけど(笑 い:アヤカとご自身と重なる部分とかありますか? 金綱:アヤカとは、アイドルを目指しててずっと頑張ってきたとか、そういう境遇とかは似てますけど・・・、私は、どっちかっていうと、 い:あまりキャラキャラした感じではないとか? 金綱:そうですねー、あと、普段からゆっくりで(笑、ほんとに「ポヤーンてしてる」ってよく言われちゃうんですけど。 い:なるほど。 金綱:わたし、みんなを引っ張って、バーって遊びに行くこともあまりなくて、人の後についてく感じなんです。 い:あー。なるほどね。 金綱:結果的にその場をなごませちゃうキャラクター。だから、みんなもあっけらかんとしちゃう。暗いところを、ほんとに明るくするのはやっぱ、いいなって思って。だから、私がトーンを落としちゃうと作品全体が暗くなっちゃうので・・・ い:ムードメーカーですね。 金綱:そうですね。(今日収録した分は)まだ明るく演じることを心がけようという部分だったので、これからは、そういう表現の中に、やっぱり、本当は明るい中にも影のようなものがあったりとか、想いとか、過去とか、文章に表れないアヤカの心の部分を踏まえて演じられるといいなと思ってます。 い:後半の撮りがあるんだけれど、そのへんですかね。 金綱:そうですね、これからやっぱりむずかしくなってくるとおもうんですけど、アヤカなりに、それをクリアして行きたいです。 い:そうですね。「アヤカならどうするか?」ですよね。 金綱:そうですね。あとは、エンディング近くの「可愛らしい部分」ですね。ミチルとの掛け合い。そこをどうやってやってこうかなーって。 い:なるほど。楽しみですね! 金綱:そうですね(笑 い:楽しみであり、頼もしくもありますね。 金綱:ありがとうございました。
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