いるか：えっとちなみに「りきまる」さんてのは、本名ですか？
力丸：いいえ違います。名前を決めるときに、テレビで「力丸」さんという素人の方が出ていて、「あぁ、こういうインパクトのある苗字だったら覚えてもらいやすいかなぁ・・・」って思って決めたんですよ笑
「のりこ」も本当は全部漢字なのですが、そうすると見た目がかなり力強くなってしまって笑。誤解を生むと困るなぁと思いまして。
い：そうですよねぇ、お名前に反して（笑）、実際は「鈴を鳴らす」ようなお声ですもんねぇ
力丸：最初はみんなに変えたほうがいいって言われたんですけどね・・・
い：いや、いいですよ、絶対に覚えやすいですもの笑笑笑
今作では「シルヴィア」という役を演じていただきましたが、いかがですか？収録を終えて。
力丸：そうですね、私いつもは「ボケ役」を演じることが多くてですね、それでシルヴィアはちょっと他の人とズレてる部分が結構ある人なのでその辺が「ビンゴ！」って感じでした。私自身にも通じる部分がありまして笑笑。素でいける感じでした。
「お姉さん役」ってのは今までもありましたが、年齢はもう少し下、高校生の中でのお姉さんとかで、実際に年齢が高めのお姉さんはあまりなかったのです。だから結構うれしかったです。
実際部隊では、隊長のマキさんや、エルザさんなんかがリーダーなんですが、精神的にみんなに頼られ、仲間を見守るしっとりとしたお姉さんという感じがシルヴィアで、そういう役をいただくことがなかなかなかったので。
フリートークでも先ほど言ったんですけど、宇宙船や戦艦に乗るということにあこがれてましたのでそういうのもうれしかったですね。
い：「戦う女性」にあこがれる部分ですか？
力丸：そうですね。あこがれます。
キャラクターを見せていただくまでは、ローダーも、女性が乗るものなのでそういったシルエットのものなのかと思っていたのですが、実際はかなり本格的な「ロボット」の形をしていたので、びっくりしました。
自分が小さいころテレビで見ていたようなロボットに自分も乗れた！と、感動してしまいました笑
い：ゲームなどはやられますか？
力丸：やりますよー。コンシューマのゲームですけれども「バイオハザード」シリーズとか大好きです。あとは「クロックタワー」シリーズとか。
い：ホラー系がお好きなのですか？
力丸：そうなんです！ホラー映画とかも大好きなんです！！！私とホラー映画を語れるのは森永理科ちゃんくらいなのですけれども笑
い：ええー！？そうなんですか？森永さんはまあなんでしょうゴニョゴニョですから大丈夫そうですけど、力丸さんはそうは見えないですねー。
い：もともと声優というお仕事を始めたきっかけは？
力丸：私はもともとＣＳ放送などのキャスターのお仕事をしていたんです。でもその時からみなさんに「力丸さんの声はあまりキャスターに向いてないんじゃないの？」っていわれてまして笑
い：えー？それはなぜ？
力丸：もともとやっていた番組が、その内容から、もう少し低い声で、正確に情報を伝えるということを求められるものでして。
それで、そのお仕事もしつついろんなオーディションを受けたりして、少しずつこちらのお仕事をやるようになって来たのです。
い：キャスター時代と比べて、違う点や、面白い部分はありますか？
力丸：一番大きなことは、いろんな役ができる、ということですね。キャスターですとどうしても似たような仕事ばかりになってしまうのですが、声優は作品ごとスタッフも設定も変わりますから、いろんなことに挑戦できますね。
い：ロボットにも乗れますしね。
力丸：そうなんです。現場でいろんな方に出会えることも楽しいですし。あと、キャスター時代は「正確に伝える」ためにどうしてもあまり抑揚をつけない一本調子を求められますし、客観性を出すために「感情をいれない」喋りがよかったのです。でも声優のお仕事をするようになって、こちらでは、喋り方に毎回声質や抑揚の変化がありますし、求められる喋り方の幅も広がって、そこの部分がとても楽しくて、いままでと大きく違うところですね。
ただ、いままで「演じる」ということをやったことはなかったので、その部分ではとてもやっぱり苦労はしました。
い：オフの日には何を？
力丸：お買い物とかが好きなので、街に出ていったりしますね。
私、全部見ないと気がすまない性質なので、もう何かを買おうと決めても、その町にあるお店を全部まわって吟味して笑笑
だから買い物に時間がかかるんですよ笑笑
あとは映画が好きなので、映画をみたり・・・。そう。で、ここでさっきのホラーの話に戻るんですよ笑
私ホラー映画大好きなのですが、誰も一緒に見に行ってくれないんですよー。
い：ホラーは、どういったのがお好きなのですが？ハリウッド？アジア系？
力丸：どっちも好きです。で、そうそう、先日もホラー好きのお友達のうちにみんなで集まって、一晩中ホラー映画を見る会をやったんですよー。もう至福の時間でした。集まって、お菓子食べながら。
い：えええ・・・私はホラー映画苦手なんで、わからないのですが、みなさん、どうやってみてるのですか？そういう時って。
力丸：えー？もうみんなゲラゲラ笑ってみてますよー。逆に怖くなかったりすると「つまんなかったねー」って笑
い：「どーーーん！！！」って大きい音が急になったりして、ビクッッッッ！！ってなりません？？あれがいやなんですよ・・・。
力丸：それがおもしろいんじゃないですか！！！！！私もビクッってなりますけど、「おおおお！ここで来たかぁー笑笑笑」って笑
い：おすすめの映画は？？？
力丸：そのとき見た３本は全部おすすめですよ。一本は韓国映画の「箪笥」をみました。あれは怖いんですけど悲しいお話ですね。で次が「saw」の１を。これはかなりキますよー。残虐で、ドリルが！頭が！みたいな。３本目はこれまた韓国ので「４人の食卓」というのでした。
い：それでは最後に、ファンの方へ一言お願いいたします。
力丸：はい、昔からあこがれていたジャンルの作品に出演できたことがとてもうれしかったです。楽しくやらせていただきました。実はコウガドウさんは知人から一年前くらいかな？「すごくいい作品だよ」って言われたものがありまして、何がご縁があったらいいなって思っていたのですが、急遽お話をいただいてそれが叶ってとってもうれしく思っています。
キャラクターもかわいいですが、お話の人間関係ドラマの部分がとっても深くてやり応えのある作品になっています。皆さんもお楽しみくださいね。
い：ありがとうございました。お疲れ様でした。
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収録前、収録中そして収録後も笑顔を絶やさない力丸さんは、まるで本物のシルヴィアさんのような方でした。仕事中だというのに、その声に、その人となりに癒されましたです。 |
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力丸さんの告知コーナ♪
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