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いるか:お疲れ様です。 野川さくら:お疲れ様でした。 い:どうでした?今回の役というか、難しい言葉とかも結構あったと思うんですけれども、 野川:そうですね、結構ゲームの出演のお仕事の中では、恋愛シミュレーションとか学園モノとか、比較的日常がテーマになっていたりってことが多い中、こういった、闘ったり、ロボットに乗ってそれを操縦したりという、いわゆるほんとの男の子が好きそうな?新しいジャンルのゲームに出演できたということで、私にとっても新鮮でした。 キャラクターを見させていただいた時の印象は、ほんとに可愛い女の子だなー、活発そうだなーっていう印象を受けました。プレーヤーとなる主人公のミチルさんにかなりキツくあたったりとか、いわゆる、今、巷で注目されている“ツンデレ”キャラですよってことだったんですけども、この辺のツンとデレの変化をどうつけようかなーと台本を全部読みながら考えてたんですけども、・・・台本難しいです。 い:量、多いですか? 野川:量は、そんなに気にならないんですけど、なんか、お話が難しいですね。やっぱり、ロボット系はホント初めてっていうくらいだったし、闘っているシーンとか、今までに台本として見る機会がなかったので、一応、共演者の声優さん達とどういう話なのかなーなんてみんなで話してて、みんな、口をそろえて、「難しい設定だよね?」っておっしゃってて・・・。 い:そうですね。難しい系ですね。 野川:男の子で『ガンダム』とかが好きな方は、とても楽しめるんじゃないかなーって思いますね。女の子的には、難しかった(笑。 い:ありがとうございます。描かれるものが「戦争」であったり政治とかもちょっとでてきちゃってですからね。 野川:機械の名前だったりとか、技の名前とか、そういうの叫んだりっていうのも、結構珍しくて(笑 い:叫んだりする役はあまり演じられたこと無かったですか、必殺技名とか。 野川:いえ・・・なくはないですけれども、カタカナがいっぱい、ブワーっと並ぶというのは、非常に戸惑いますね。「あれ?あれ?」なんて、「今、ちゃんと言えてたかしら?」なんて・・・ い:ダイジョウブです。言えてましたよ(笑 野川:言い切った後で不安になっちゃったりとか(笑 い:先ほどちょっとお聞きした話ですと、最近は“ツンデレ”キャラを結構やってるんですよって話をしてらっしゃいましたですけど、やはり結構多いですか? 野川:うーん。多いですね。いつから始まったんでしょう? い:音夢(D.C.)でしたっけ? あのキャラの印象は強いですね。 野川:音夢もちょっとそうかも、ですね。裏音夢が・・・だったりするんですけれどもね。以前は妹キャラをやることが多かったんですけれども、ここ最近はだんだん、二面性のあるキャラが多くなってきたかもしれません。最近ですと『RAY THE ANIMATION』の零もそうだし、『マジカノ』の魔宮あゆみもとか、『舞-乙HiME』とか、なんか、『Φなる・あぷろーち』とかもそうですけど、結構、二面性があるキャラを・・・ い:なるほど。『ツンデレ』というよりは『裏表』のある・・・ 野川:そうです。いろんな、ひとつの女の子にいろんな表情が見え隠れするようなキャラっていうのは、ここ最近多くて、そういう演技が面白いって、結構ファンのみなさんとかにも言っていただくことが増えました。そういう意味でアッシュレイも、自分にとっても得意ジャンルでもあったので、キャラ的にはすごく、すんなりと演じやすかったですね。 い:そうですね。今回のシナリオで描かれているものは“ツン”ばっかり出て、最終的に“デレ”にならなかったですもんね? 野川:そうですね。後半、ほんとの後半だけ(笑 い:ですね・・・では、話は変わりますが、実際に演じてなくて、こういう役やってみたいんだけどなーっていうのあります? 野川:そうですねー。うーん。 い:男の役ってあんまりないですよね? 野川:ほとんどないですね。女の子が多いですね。 い:もし、男の子役のオファーがきたら? 野川:うううーん・・・できるかなぁー?(笑 い:なるほど・・・では、もしアッシュレイ以外で『ブルブラ』に出演するとしたら、誰を演じてみたいですか?・・・アフレコ的にはミチルとしかあんまり絡んでなかったような気もしますので難しいかもしれませんが(笑 野川:キャラクターの設定的には「フラン」にちょっと興味がありました。 い:イリス、ですね。 野川:ああいった“凛”とした感じのキャラクターもやってみたいですね・・・でも、コトバが難しいかな?(笑 い:オペレーターのイリスは、今回は森永理科さんが・・・。 野川:そうなんですか?理科ちゃんすごく上手だけど。やっぱり難しいんですね(笑 い:ではファンの皆様に、一言いただけますか? 野川:はい。ロボットがいっぱい登場して、男の子は楽しめるゲームになっていると思います。 い:ありがとうございました。 野川:どうもありがとうございました。
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