いるか：収録、お疲れ様でした。…長丁場でぶっちゃけまだまだ終わってないですけど（笑

井ノ上：お疲れ様でース。

い：ちなみに今日の収録で（録音総時間が）600分を越えました！でもまだ四分の三、終わってないんですけどねー（笑

井：ううううー（涙

い：10時間ですから、ハワイに行って帰ってこれちゃいますねー（笑
　では収録を（大部分）終えて、まずは感想などをー。うれしかったことやツラかったことなど・・・

井：うれしかったことというか、まず話を聞いたときにうれしくって。

い：というのは？

井：まず、男の子だというのが嬉しくて。今までも男の子の役をいただいたことはあったんですけれども、厳密には人間ではなくて宇宙人のちっちゃい子だったので（笑
ちゃんとした（？）男の子を演じられるのはうれしいなぁと思っていたら、さらに「主役だ！」ということで、またおおおおおお！！！と。
でさらに「女装・・・！？！？？？！？！？！」ということで。
最初は中性的な、選択で男の子にも女の子にもなれる設定のキャラクターなのかな？とかとも想像したのですけれども、最後まで（ミチルが）男の子のココロでいてくれて、よかったなーという感じです。

い：ここ最近、男の子が女の子になっちゃうアニメ作品とかもあったりして、「うわ、かぶった！」とか思っていたのですけれども、でもうちのはただ「格好（女装）」をさせられてうーん困った・・・という部分を楽しんでいただきたかったので、ちょっと違いましたけどね。

井：そうですね。でも、こういう設定って、女の子的に・・・私が、なのかもしれないですけど、けっこうツボなんですよね。

い：というと？

井：なんていうんでしょう・・・男の子がたくさんのキレイなおねーさんたちに囲まれて、翻弄されちゃうみたいなのって、「カワイイー」って感じで。

　でも、そういう楽しい部分もたくさんあるんですけど、つらい部分もたくさんありましたね。
　もう、圧倒的にコトバが難しくって・・・。

い：軍事モノ、ですからねぇ（汗

井：なんでしたっけ・・・「コウセイカンコウコウセン」でしたっけ？（笑）
　（注：「恒星間航行船」）
　（収録の）ブースに電子辞書を持ち込んで調べながらやってたんですけれども、今まで見たことない言葉がたくさん出てきて・・・だからホントに大変でした（涙
　イイダクダク（注：「唯々諾々」）でしたっけ？「はいはい」でいいじゃないですか！？

い：笑笑笑
　ちなみに、漢字の読みとかがわからない時とかは、どうやって調べるんですか？

井：そういう時は、台本のその部分を写メで撮って、漢字の強い友達にメールを送っておしえてもらうんです、「これなんて読むの！？」って（笑

い：ビミョーにアナログなのかデジタルなのか、ですね（笑

井：ストーリー冒頭から専門用語的な単語がバリバリだったじゃないですか、だから「早く普通の台詞こないかなぁ・・・」って（笑
そのほうが私自身、ミチルという一人のキャラクターを、自分の中に作りやすいので。

い：なるほどね。
　大変だったこと、つらかったことは多かったと思うのですが、逆に楽しかった部分は、なかったですか？（汗

井：楽しかった部分はですね、やっぱり、女の子がたくさん出てくるじゃないですか？私も女性ですけど、キャラデザとかをみて、中に好みの女の子を見つけて・・・好みというか（笑）「こんな子かわいいよなぁ」とかはあったりして、その子とラブラブになれるのがちょっと嬉しかったりして（笑

い：選び放題だからですね！！

井：そうなんですよー！
　しかも、全部ルートを、こう行けばこの子と仲良くなれる、というのを知っちゃったので、もう狙ったらドーン！といけるぞー！みたいな（笑

　あ、あと、スタッフの方々が皆さん面白い方ばかりで。楽しかったです。

い：（持ち上げられてますね！！）

井：収録の合間の、休憩時間が楽しかったですよ。もっとみなさん気難しい方なのかと思っていましたけど、普通にお話とかできたし（笑

い：いや、普通の人間なので（笑
　でも、コチラからすると、逆に、「なんか休憩中とかに話しかけると迷惑かな？」とか気を使ってしまう部分もありまして（笑）実はみんなキンチョーしてるんですよ。気難しい顔してるひとも、みんな実はビビってる。

井：あはは。

い：じゃあ、まぁあったかい現場で、よかったよかった、と。
　えーと、ブルーブラスター以外で、近況などを・・・。

井：えーと、5月21日、クローバーで初の単独ライブがあります！
　（注：すみません、終わってしまいました。チケットは即時SoldOutでした）
　それと、6月の25、26、27日に舞台があります。

い：舞台ですか。お芝居って、今までありましたっけ？

井：デビューしてからはなかったですね。お仕事としては初めて。
　でもステージが学祭なので、芝居ありダンスありライブありの総合的なエンタテインメントなものになると思います。
　（↓イベント詳細は、このインタビュー巻末にあります。↓）

あとは、オンエアは終わってしまいましたが、TVアニメ『マジカノ』のDVDがぞくぞくと発売になりますので、そちらの方も是非見てくだい。

い：なるほど。では『マジカノ』に関しては、皆さんググってもらって、是非買って見ていただきましょうね。
　ちょっと作品から話が外れますが。最近ハマっていることとかありますか？マイブームとか（笑

井：えーと。。どれにしようかな（笑 　一番有名（？）なのだと、靴下集めですね。 い：・・・今日もヘンな靴下、履いてますね・・。 井：えー！かわいいじゃないですか！！？！？？（写真参照） い：・・・それは、なんの柄なんでしょうね？？

井：これは・・・多分マトリオシカだと思います。もしくは赤ちゃん。もしくは赤ずきんちゃん。

い：・・・おおざっぱなカテゴリー分けですね。

（そこに通りかかる関さん：録音エンジニアさん） 井：ほら、関さんも今日はオシャレな靴下！ 関さん：スタジオワークには五本指ソックスが最適です！！！

井：みなさんも是非普段から、普通の靴下じゃないモノをはいてください。
　いっしょにラジオをやっている稲村優奈ちゃんも靴下集めが大好きで、一緒に集めてるんですよ。
　ラジオへのお便りメアドも「socks@trinet-ent.com」、ソックスなんです。
（注：http://www.anista.tv/niji.htm　トップページから「今週の靴下」です（笑

い：へー・・・・
　うちの会社の近くの商店街（東京：高円寺）にも、一箇所そういう靴下がたくさんつるしてあるお店がありますので、今度じゃあ買いに来てください（笑

井：そうなんですか！わかりましたー。
　あとは、はまってるのは、ケイタイで遊ぶオセロ！もう、一心不乱にやってます！バッテリーが切れるくらいまで！

い：ほー・・・なんでオセロなんですか？

井：将棋とかチェスとか、ルールがわからないんですよね。

い：パズルとかテ●リスとか、そういうのではないんですか？

井：あー、私、ああいう時間制限のあるヤツはできないんですよ。なんかアセっちゃって。オセロとかなら、じっくり考えてできるじゃないですか。

い：・・・そうですね。

井：・・・・。

い：・・・・。

井：私・・・ちょっと、地味ですね・・・。なんて地味な・・・。
　今日も、「ゴールデンウィーク何してる？」って聞かれて、「えーずっとネットゲームやってるよー」って答えました（笑

い：ああ、えーと、あれですね。

井：そうです、私キャラクターボイスをやらせてもらってまして、「グラナド・エスパダ」っていう、まだオープンβのゲームなんですけどね。（http://www.granadoespada.jp/）
　それで・・・・もにょもにょもにょ（注：以下大人の事情でカット・約10分間）

い：へー。面白いですねー。
　しっかし！ほんと書けない内容のインタビューになってしまいましたね（笑

井：ははははははは。じゃあもう少しゲームことの話しましょうよ。
　好みのキャラクターはユージンです！

い：お！それまたなんで？

井：ユージンはねー、もう、いじらしくてしかたない！
　ユージンね、ミチルが男の子だってみんなにバレたとき、初めてミチルのことを「ミチル“君”」って呼んでくれたんです。
　一番最初って意味ではパトリシアが「ミチル君」で呼ぶんですけど、それは冗談半分で呼ぶんです。でも、ユージンは、誰よりも先に、ミチルを男の子として認識してくれた。彼女の前では、ミチルは男の子でいられたんです。

い：そうですね。彼女は人とうまくコミュニケーションができないという女の子なんですけれども、きっとミチルとのふれあいで何かが変わっていったんでしょうね。

井：そうですね、すべての登場人物に、そういった変化と成長があるんです。
　あとね、すごーくユージンは台詞に「・・・・」が多いんですよ（笑
　私、「ウジウジ」した子はきらいだけど「おどおど」した子に弱くて。

い：なるほどね、そういうのってありますよね。「おどおど」の時代がくるかな。

井：来ますね！「オドっ子」がこれから来ますよ！

い：（笑笑笑笑

井：ユージンとの時が一番ミチルでいられた、という点でユージンが好きでした。
　あとは・・・エルザさんかな？
　エルザさんは特別な思い入れがあるので。

い：ああーエルザさんはねー。●●してったりもにょもにょもにょ　（ネタバレに付きカット）
　エルザさんは「女性が惚れる女性」って感じですもんね。

井：そうですねー。あと、嬉しかったことで、シルヴィアさんをやられてる力丸さんが、　収録に入る随分前にお会いしたときに、「ミチルの声を、奈々ちゃんの声で想像しながら台本読んでるんだよ」っておっしゃってくださって、まだ私が私のなかですらミチルを作れてない時点で、私の声をイメージしながら台本を読んでくださってたってのが、すごく嬉しかったです。

い：へーーーーー！！いいお話です！
　シルヴィアさんも■■だったりして、それがまたもにょもにょもにょ　（ネタバレに付きカット）

井：そうですね。もう、すべての登場人物、全員に思い出と思い入れがありますから。
　私のココロに残る、というより、ココロに刻まれる一作になりました。私の中では、もうここ（胸に手を当て）には誰も入れさせない、入る余地なんてないぞ！って感じなんです。

・・・と、いうことで、これからも、いろんな展開を期待していますので！！！（笑

い：そうですね！皆様の応援があってこそ。井ノ上さんの中のミチルがこれから活躍できるかどうかが、皆様の応援にかかっていますのでね！！！！！！！

井：（笑

い：じゃあ、これからも収録は続きますが、よろしくお願いします。

井：よろしくお願いします！！