2008.12.28〜30 『コミックマーケット75』
 @東京ビッグサイト



前回この「イベントレポートページ」で取り上げました秋のドリームパーティ。
レポートの最後に「ひたひたと忍び寄る冬のビックイベントの気配……。」と書きました、あれは10月でしたね、ええ、予測どおりあっという間に年末、そしてあっという間に津波のようなパワーでやってきました、年に二回のビッグイベント、コミックマーケット75です。

工画堂スタジオも、もはや常連の域に入りつつ今年もバッチリ参戦してまいりました。
え?知ってる?ブース行っただろ?ハイ!たくさんのご来場者様、本当にありがとうございました。
ただね、「年末はビッタリ仕事だよ!」というお客様もいますからね、軽るーく、つるーっとレポートをさせていただきます。

今年のコミックマーケット、所謂「冬コミ」は、12月28、29、30日の三日間で開催されました。
 28日:なんといっても初日はグッズ販売。そして霜月はるかさんのサイン会
 29日:今回で三回目?四回目か?ソルフェージュドラマCDサイン会
 30日:遠い目で来るべき新年を想う
というメニューでレポートお送りいたします。



●嵐の初日

なんといっても企業ブースというのは、初日が最大の山場です。

工画堂だけでなく、限定グッズというのが売り切れないうちにガンガン回るというのがやはりコミケにお越しの達人達の主な動向となり、工画堂においても、やはり「数量限定」とつくものの人気が高いようでした。今回の商品ラインナップの中では、「霜月はるかさんのサイン会参加抽選券の付くCD」「ソルフェージュのサイン会参加抽選券の付くCD」がそれにあたり、まさにレジ担当の手元から「飛ぶ」ように販売されていきました。

ただ、今回のソルフェージュのサイン会抽選は、初日販売終了後に販売数に応じた当選番号を発表するという方法をとらせていただきましたので、夏コミなどで見られた「最大数買う→その場で当落を確認する→外れていたら即もう一度列に並ぶ→(以降、当選までエンドレス)」ということが、基本的にはできなくなっていました。


今回も桜ふみさんがフース前でお出迎え

抽選方法には一長一短があり、いろんな方法を検討したのですが、販売開始時の混雑を緩和したい(急いで買っても当落には直接影響しないので)という思いから、このような方法を取らさせていただきました。
また、「最初から当選番号が決まっていた、それを知る販売係は、客を見て手心を加えられたのでは?」とお思いになった方もいらっしゃるようでしたが、当選番号を決めたのは弊社のサイン会抽選担当者ただ一人で、その他の者は発表まで知りませんでした。また、当日の販売窓口の状況をごらんになった方なら、レジ係が同じ場所におかれたCDの「上から順番に」売っていたのをご覧になっているかと思います。テンテコ舞いで取捨選択などしたくてもできる余裕はまったくありませんでしたし(汗
ということで、抽選に外れてしまった方、ごめんなさいね。

それ以外で今回の人気商品といいますと、やはり駒都えーじ先生のイラストの「抱き枕カバー」たかはし智秋さんによる詠み上げが注目となった「工画堂 極かるた」などでしょう。暖簾、グラスマグカップなどがいくつか販売された『シンフォニック=レイン』グッズは、いまだに人気健在、早いタイミングで予定販売数を終了する結果となりました。

また、今回は初の試みとして、ファルコムさん「空の軌跡」シリーズのグッズを、工画堂がライセンスを受け限定的に販売するということもしました。
こちらもすべて(カプセルトイも含め)早いタイミングで売り切れとなってしまい、同タイトルの人気の高さが伺えました。
ファルコムさんとは今後もこのようなタイアップ企画をやっていけたらと相談をしていますので、ファルコムファンの皆さんは、楽しみに待っていてくださいね。

●霜月はるかさん、サイン会

そんな大混雑の中、新作『Damsel』のOP主題歌を歌ってくださっている霜月はるかさんのサイン会が開催されました。
こちらも事前に「抽選券」付きのCDが販売になり、ラッキーな当選者は約100名。
霜月さんはご自身の歌声のようなふわっっふわのファーの帽子をかぶって登場、イラストのようなキュートな(且つかなり複雑なw)サインをCDのジャケットにお書きいただきました。

実は霜月さん、この日の早朝私たちが出店の準備をしている時にブースにお越しくださいまして、てんやわんやの準備状況をみかね「……えっと、なにかお手伝いしましょうか」とおっしゃってくださいました(笑)気さく!とっても気さくです。


『Damsel』はこれから始まる作品です。霜月さんの歌声を聞きながらみなさんまだ見ぬ物語に思いを馳せながら、お待ちくださいね。


●二日目:何回目だっけ?ソルフェージュドラマCDサイン会

さて、大わらわの初日をなんとかかんとか乗り越え二日目。二日目は初日に抽選をしたソルフェージュサイン会の開催です。
今回の出演者様は、初日から既に西館で大活躍中だった毎度おなじみ(笑)、すくね先輩役たかはし智秋さん、と、PSP版から新登場にもかかわらずいきなり人気独占状態?の美羽役、仁後真耶子さんです。

このソルフェージュサイン会は、もう、本当に出演者様も、お越しのお客様も(!)勝手知ったるといいますか、実に進行がスムーズ、特筆すべきものはなにもありません(笑)まあそれではレポートになりませんので箇条書きで。


仲良しお二人は、秋のイベント以来のご登場

・今日も攻撃力バツグンのたかはしさんの今日の衣装、ひらりひらりのシャツには
  「SEXY」(前面)「GIRL」(背面)とプリント。 分かってます、書いていただかなくとも(笑)

・対極となる仁後さんの衣装は黒のニットを基調としたフェミニンなもの。半そでとアームウォーマーの
 隙間に見える二の腕は「まやの腕の絶対領域」(たかはしさん命名)

・直前に発売された某写真週刊誌Sの読者多数来場。現物をお持ちになったツワモノも。
・日付を書く担当になった仁後さんは、途中まで「2009(年)」と書いていたらしい。これまたレアに。


スタッフにもサービス満点の仁後さん

目のやり場にこまってしまうー!

お二人には今年一年大変お世話になりました。是非また来年もお願いしますね!



●遠い目で来るべき新年を想う最終日
ということで怒涛の二日間は過ぎ去り、最終日はマッタリ進行。
おなじみのお客様とも、出店なさってる他社さんとも、隙間をぬってお話をする時間が取れたりして、非常に充実感に満ちた時間が過ごせます。

三日間を通じてたくさんのお客様と触れ合うことができ、また皆さんの熱気をハダで感じることができるこのようなイベントというのは、私たちにとって本当に貴重な時間です。
「がんばって!」という言葉が具体的になくても、むしろ「ちゃんとやれ!」というお叱りの一言があったとしても、私たちの活動に注目をしてくれている人がいるということを自らの目で見るということが、明日からの推進力を生み出す力になります。

「キレイゴト」のように聞こえるかもしれませんが、ホントに「がんばんなきゃな!」と思えるのです。



右を向いても左を向いても「不景気不景気」という声だけが聞こえてくる年の瀬でしたが、それでも私たちがすべき事、向くべき方向は、いつもと何もかわらないよな、と。そういう事を確認する大事なイベントとなりました、今回も。

以上、コミックマーケット75、レポートでした。
また次のイベントでお会いいたしましょう!

最終日、綺麗な夕日に明日と来年を誓う





オマケ写真w

■ご来場12/28にお買い物ができなくなってしまったお客様へ
コミックマーケット75では多くの皆さまに弊社ブースに足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
それにも関わらず、弊社の不手際により、28日午後、お買い物のために寒い中長時間お待ちいただいた列を解散させていただくこととなり、一部のお客様にお買い物をしてただかないままお帰りいただく事態になってしまったこと、心からお詫び申し上げます。
これは、イベント全体のプランニング、物販待機の状況予測の甘さ、および対応が後手に回ってしまい、さらにスタッフ間での情報伝達が混乱したことによって起きてしまった不手際です。
今後は、今回のような失敗を二度と起さないよう、方策をしっかりとたててイベントに取り組んでいく所存です。
ご迷惑をおかけいたしましたお客様、不快を与えてしまったお客様、本当に申し訳ございませんでした。